STEP1 せどりの確定申告の準備
- 白色申告と青色申告の違いを知ろう
- 開業届と青色申告承認申請書を提出
- クラウド会計ソフトの選び方←今ココ
- マネーフォワード クラウド確定申告の登録方法
- マネーフォワード クラウド確定申告の初期設定
せどりの確定申告にクラウド会計ソフトは必須です。
クラウド会計ソフトを導入するのにはこんな理由があります。
- 自動でデータを取得してくれる
- クラウド保存なのでパソコンが壊れてもデータは守られる
- 複数台のパソコンから利用できる
- Windows・MacどちらでもOK
- 消費税の変動にも対応してくれる
そして、現在販売されている代表的なクラウド会計ソフトの大手3社はこちら。
- freee
- やよいの青色申告オンライン
- マネーフォワードクラウド確定申告
実際に3つ全部試してみた私の感想と、クラウド会計ソフトを選ぶポイントをお伝えしていきますね。
やよいの青色オンラインをまず最初に候補から外した理由
私は、実際に3つのクラウド会計ソフトを利用して、まず最初にやよいの青色申告オンラインを候補から外しました。
やよいの青色申告オンラインのデータ自動取得にイライラ
クラウド会計ソフトにはデータの自動取得というとても便利な機能があります。
実際に使ってみると、やよいの青色申告オンラインのデータ自動取得の性能には大きな問題がありました。
起動するとデータの取り込みエラーになることがあり、そのたびに設定をやり直す必要があるので余計な手間と時間がかかってしまいました。
全体的に動作が遅い
また、画面の切り替えなど全体的に動作が遅くかなり時間がかかりイライラ。
一昔前までは、会計ソフトと言えば「弥生会計」というくらいメジャーなソフトだったと思います。
しかし、クラウド会計ソフトに至っては、他の2社にかなり出遅れていると感じました。
やよいの青色申告オンラインは、一言でいうと「スムーズさに欠ける」という印象。
確定申告はなるべく時間をかけずに早く終わらせたいですよね。
結果、私はまず最初にやよいの青色申告オンラインを選択肢から外しました。
freeeを選ばなかった理由
次にfreeeとマネーフォワードクラウド確定申告を比較して、freeeを選ばなかった理由を説明していきますね。
freeeは自動データ連携できる種類が少ない
freeeは自動データ取得に対応している種類がマネーフォワードクラウド確定申告と比べると少ないです。
例として、銀行口座・クレジットカード以外(電子マネーなど)の連携対応表をfreeeとマネーフォワードクラウド確定申告それぞれ載せてみます。(2024年1月現在)
もし、自分の使っているクレジットカードや銀行口座や電子マネーが自動データ取得に対応してない場合は全て手入力をしなければいけません。
せっかくクラウド会計ソフトを導入してもそんな無駄な時間をかけていてはもったいないです。
最初から自動データ取得できる種類が多いマネーフォワードクラウド確定申告を選んでおけば安心です。
WAON(ワオン)と自動連携ができるのはマネーフォワードクラウド確定申告だけ
私は支払いに電子マネーのWAON(ワオン)を利用しています。
実はWAON(ワオン)の自動データ連携に対応しているのはマネフォワードクラウド確定申告だけです。
(やよいの青色申告オンラインもWAON(ワオン)に対応していますがすでに候補から外しているので除外しています)
freeeは電子マネーWAON(ワオン)は対応していませんので、もしfreeeを選んでしまった場合WAON(ワオン)の取引を全て手入力しなければいけません。
何度も言いますが確定申告は時間と時間をかけずにサッサと終わらせるべきです。
私の場合、WAON(ワオン)と連携できるマネーフォワードクラウド確定申告を選ぶのが1番ベストでした。
自分が利用している銀行口座・クレジットカード・電子マネー全てがfreeeの自動データ取得に全て対応していたとしてもマネーフォワードクラウド確定申告をおすすめします。
その理由は下記の2つ。
理由① freeeは簿記の知識はいらないことが逆にデメリットになる
freeeは「簿記の知識がいらない」独自の方法で記帳していくのですが、この独特の記帳方法がよけいにややこしくしている印象を受けました。
例えば、freeeには補助科目というものがありません。
「補助科目」とは、簿記では一般的に使われる項目で記帳をわかりやすくするものです。 そういった「普通はあるものが無い」というのが逆に使いづらくしているのです。
こらから個人事業主として毎年確定申告していくなら最低限の簿記の知識は絶対あった方がいいです。
例えば、税務署などでわからないことを質問に行った時
などのように普通に簿記での記帳方法を教えてくれます。
それが、全く簿記の知識が無いままだと恐らくすぐに理解が出来ません。
また、他のクラウド会計ソフトに乗り換えることになったら簿記の知識が必要になります。
せどりの確定申告で使う程度の簿記なら難しくはありません。
そもそも難しいことだったらこんなに一般的に簿記が広まっていないはずです。
自分の事業に必要な知識だと思って最低限の簿記の知識は覚えてしまいましょう。
理由② 無料プランの違い
freeeとマネーフォワードクラウド確定申告には無料で利用できるお試しプランがあります。
- 直近1ヶ月分の取引データの閲覧・編集
- 登録後1週間のみチャットサポート
- メールサポートは3営業にで返信
freeeの無料プランでは確定申告の書類のデータの出力はできません。
つまり、freeeで確定申告をするには必ず有料プランに入らないといけません。
- 年間50件までの仕訳登録
- 30日間のチャットサポート
- 確定申告書類の出力
- データ連携だけなら無料
マネーフォワードクラウド確定申告のフリープランはまだ取引の少ない人やせどりを始めたばかりの人なら完全無料で確定申告の書類作成まで全て完結できます。
クラウド会計ソフト3社のメリットとデメリットまとめ
やよいの青色申告オンライン
- 無料期間が1年間もある
- 2年目以降も年額8,000円は最安値
- データ連携がイマイチ
- 動作が遅い
やよいの青色申告オンラインは、1年間無料で試せるという大きなメリットがあります。
- 完全無料で済ませたい
- 2年目以降も1番安い方がいい
- 動作が遅くても気にしない
freee
- 簿記の知識がいらない
- データ連携できる種類が少ない
- 記帳の入力方法が使いづらい
freeeは、簿記の知識は必要ないことが特徴です。
- 簿記を覚えたくない
- 他のクラウド会計ソフトに変更する予定がない
マネーフォワード確定申告
- 自動データ連携がスムーズ
- 自動データ連携できる種類が最多
- シンプルで使いやすい画面
- やよいの青色申告オンラインよりは料金が多少高い
- 楽して確定申告したい
- 使いやすいのがいい
- とにかく早く終わらせたい
マネーフォワード確定申告が1番おすすめ
私がマネーフォワードクラウド確定申告を選んだ理由をまとめるとこの3つ。
- やよいの青色申告オンラインは自動データ取得がイマイチ
- freeeは自動データ取得できる種類が少ない
- マネーフォワード確定申告は無料で確定申告ができる(年間50件まで)
したがって、このサイトではマネーフォワードクラウド確定申告を使って説明していきますね。
今すぐマネーフォワードクラウド確定申告に登録しよう
そして重要なのが、マネーフォワードクラウド確定申告に今すぐ登録することです。
例えば、確定申告の時期になってからデータの取得の連携をした場合、データ取得できない期間が発生する可能性があります。
マネーフォワードクラウド確定申告のデータ連携は無料なので、今すぐに登録してデータ連携の設定しておくことをおすすめします。
データ取得の設定方法は次のSTEP1-4 マネーフォワード確定申告の登録方法で説明しますね。